DIS(ウォルトディズニー)を購入し保有しています。どんな銘柄か簡易的に銘柄分析です。
DISは一応復配するという話も出ていたしDisney +次第では上がりそうだから保有し続けています。
— 投資たいむ|PT(理学療法士)の株式投資 (@pt_kabu) October 5, 2023
株価指標的にはだいぶ割高なのでそこがとても心配😇
ボブ・アイガーさん頑張って!
でも後継者いないのも心配。
DIS(ウォルトディズニー)
企業概要
DIS(ウォルトディズニー) | |
---|---|
設立 | 1923年10月 |
業種 | 通信 |
市場 | NYSE |
会社概要 | 世界的なエンターテインメント企業。ディズニー映画やリゾートだけでなくESPN,ABC テレビなどメディアも運営している。 |
事業内容 | ディズニーパークやリゾートなどのレジャー事業。 Disney+、ESPN+、Huluなどのストリーミングやディズニー映画、ピクサー、マーベル、20世紀スタジオなどの映画配信事業。 |
特色 | 世界中にテーマパークやリゾートがあり世界中の人間が顧客となる。また、映画やストリーミングも幅広く展開しておりアニメ、映画だけでなくスポーツ配信も行っている。 |
銘柄詳細・株価指標
DIS 2023/09/30時点での株価指標(SBI証券米国株アプリより) | |
---|---|
予想PER | 44.61倍 |
予想EPS | 1.79 |
実績PBR | 1.50倍 |
実績BPS | 53.60 |
予想配当利回り | 0.00% |
予想1株配当 | 0.00 |
過去の業績 | 過去2年増収増益 |
PEGレシオ | 3.3(finvizより) |
業績2023/09予と2024/09予 | ともに増収増益予想 |
ROE | 3.47 |
ROA | 1.74 |
配当性向 | 0.00(finvizより) |
株価指標についてよくわからないというかたはこちらの記事を参考にしてみてください。
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DISの業績について
2024年度分まで増収増益予想が出ています。Disney+はまだ赤字ですがその他で補っている様子。黒字化し始めたらさらに業績が伸びる可能性があります。
2023年度3Qでは売上高が市場予想を下回りました。しかし、ストリーミングなどの赤字幅縮小見通しがありました。
メディア・エンターテインメント、ストリーミングの売上高は市場予想を下回りました。パーク部門は市場予想を上回りました。
とくにストリーミングサービスは3四半期連続で加入者が減少しています。これはクリケットの試合配信権を更新しなかったことから急激な会員減少に繋がったとのことです。
DISの強み
なんといっても誰もが知っている強いキャラクターや社名でしょう。世界中にテーマパークやリゾートがあり映画やアニメコンテンツが豊富。ストリーミングもありスポーツの放送も行っています。
世界的なエンターテイメント企業です。テーマパーク事業の印象が強いでしょうが主力はメディアネットワーク事業。
主軸はメディアとパーク事業となりますが、メディアの状況の方が株価としては左右されやすいのが最近の状況です。
DISの成長性
前述したようにDisney +がまだ赤字です。NetflixやAmazonプライムビデオなど競合が非常に強く苦戦しています。コンテンツの内容次第で成長度合いも変わるとは思うので良作名作を生み出し続けてきたDISならば状況を打開出来るのではないかと考えています。2024年には黒字化させるという話もでていますので期待です。
また、2005年から15年間CEOを務めたボブ・アイガー氏が2022年に復帰したことが話題になっていました。コロナ禍はボブ・チェペック氏でしたが上手くいかなかったようですね。ボブ・アイガー氏の復帰は短期的には良いニュースとはされていますが、後継者がいないということになるかと思います。これは長期的には良くない印象。
2023年2月には復帰したボブ・アイガー氏が2023年末までに配当を復活することを発表しました。実際に配当が再開されれば、株価の大きな上昇要因となるでしょう。しかし、9月末時点ではまだ行われいませんのでいつ配当復活が正式に発表されるか待ち遠しいですね。
しかし、ボブ・アイガー氏が変革を進めておりそれの内容次第でまた大きく変わっていくかと思います。
DISの株価指標
指標から見ると高すぎですね。予想PER44倍はかなりの高さ。PEGが低ければいいですが、3.3倍です。
ROEも低く、配当金はなく現状指標を見るとあまり良い状態とはいえません。
一方PBRは1.5倍です。米国株式はPBRの場合1.5倍が1つの目安となると言われていますので、PBRで見ると割安に入ってきているのではないでしょうか。
個人的所感
ここ最近の流れを見ると世界中の投資家達はDisney +の会員数を強く意識している様子です。それが落ちると株価もどんどん落ちています。Disney +を今後どう成長させるかで株価も大きく変わるような印象です。
また、配当金がコロナ禍以来なくなっています。多くの企業で配当金が復配されているなか未だ復配していません。そのため、復配次第でまた株価が上がるのではないかとも見込んでいます。
業績のほうは増収増益予想が続いていますし、CFマトリクスは3年連続安定期です。経営は非常に安定しているといえるでしょう。
ここは過去の株価からみて割安であるため目をつけました。様々なところのコンセンサスでも目標株価は110ドル近く。周囲にディズニー好きな人も多くなりディズニーの話をよく聞くようになり勢いで買っちゃいました。
しかし、指標を見ると正直私の投資スタイルではまず買わないです。かなり高いPERやPEG、低いROE、そして無配。
業績は悪くなっていないので損切りしてはいないですが、株価はどんどん下がり続けています。意外と握力強い自分に驚いていますが、それもいつまで続くことやら。
出来るだけ早くボブ・アイガー氏による変革の効果が目に見えて欲しいところです。
現在株式投資をまだ始めていないけど興味がある方はこちらの記事から証券会社を決めて証券口座を作ってみましょう。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。