【新NISAについて】従来のつみたてNISA、一般NISAとの違い〜

今までの一般NISA•積立NISAが2024年1月から新NISAに生まれ変わります。NISAがどう変わっていくのか本記事ではまとめました。

新NISAに関して意外と知らない人が周囲には多い。名前は知ってても従来と何が違うの？って感じの人もいます。
2024年1月からだしそろそろ調べておいても良いんじゃないでしょうか？
結構従来のNISAとは変わっていますよ😌

— 投資たいむ|PT(理学療法士)の株式投資 (@pt_kabu) September 14, 2023

新NISAとは

先述したように2024年1月から新NISAが始まります。この新NISAは積立投資枠、成長投資枠をそれぞれ併用可能になりました。

新NISAでの積立投資枠では、年間投資枠120万円、非課税保有期間は無期限化しました。

新NISAでの成長投資枠では、年間投資枠240万円、非課税保有期間は無期限化しました。

非課税保有限度額は積立・成長枠投資合わせて1800万円です。

一般NISA・つみたてNISAとの違い

新NISAとなるにあたり以前の一般NISA・つみたてNISAと様々なところが変わります。

選択制から併用可能に

従来のNISAは、一般NISAかつみたてNISAのどちらかを選択する方式でした。新NISAでは積立投資・成長投資を併用可能となります。

年間投資枠拡大

年間投資枠はつみたてNISAでは40万円、一般NISAでは120万円でした。

新NISAでは積立投資枠は120万円、成長投資枠は240万円まで年間投資枠が拡大されました。

非課税保有限度額拡大

非課税保有限度額は大幅に拡大されています。つみたてNISAでは800万円、一般NISAでは600万円でした。新NISAでは1800万円まで非課税保有限度額が拡大されています。

また、そのうち成長投資枠が1200万円となっています。つまり最低でも600万円は積立投資を行うことになります。成長投資枠で積立投資を行うことも可能です。

口座開設期間

口座開設期間はつみたてNISA、一般NISAは2023年まででした。2024年からは今回の新NISAとなりますが、この新NISAの口座開設期間は恒久化となったため期間が設けられていません。ただし急遽変更となり廃止する可能性もゼロではないので早めに新NISAを始めておくと良いと思います。

非課税期間

非課税期間はつみたてNISAでは20年、一般NISAは５年でした。これが新NISAでは無期限となります。

つまり引き出す必要があるときまで運用し続けることが可能となりました。

現在のNISAからはロールオーバー不可

今使っているつみたてNISA、一般NISAは新NISAへロールオーバー出来ません。そのため、非課税期間終了時の戦略を考える必要があります。

ロールオーバーとは、NISAでの非課税期間終了後の資産の移管のことを指します。NISAの期間が残っていた場合は非課税期間終了後の資産をまたNISA口座に移管出来ました。しかし、新NISAではそれが出来ないということになります。

そこで考えられる戦略は以下のものでしょう。

• 非課税期間終了前に売却
• 非課税期間終了後に課税口座に払い戻し

どちらにするかはよく考えると良いでしょう。

個人的にどちらがおすすめかも今後記事にまとめますので、どちらが良いか迷う方は参考にしてみてください。

新NISAにオススメの証券会社3選

新NISAを始めるには証券会社で証券口座を作る必要があります。証券口座は数多くありますのでどこで作れば良いかわからないという方のために３社オススメを挙げていきます。

• SBI証券
• 楽天証券
• マネックス証券

SBI証券

総合力の高い人気No.1証券会社

国内取引シェアNo.1を誇ります。ネット証券No.1といえばSBI証券。証券総合口座数は国内初の1000万口座突破をし知らない人はいないと言えるレベルのネット証券会社です。

手数料の安さ、取扱銘柄・金融商品の数、スマホアプリやPCツールの使いやすさ、新NISAももちろん使えます。投資に必要なサービスが幅広く揃っており大変使いやすいです。

新NISAでポイ活も出来る

新NISAでは三井住友クレジットカードも使えるのでVポイントを貯めることもできます。そのため三井住友クレカを使ったクレカ積立もおすすめです。

手数料無料に

2023年9月30日分から国内株のオンライン取引手数料が無料になることがわかっています。

ロボアドバイザーも使える

AIが自動でポートフォリオを変更するサービス「ROBOPRO」なども扱いがあります。

SBI証券の口コミ

良い口コミ

30代男性

総合的にかなりおすすめ。必要なものはだいたいある。株式投資はもちろんFXも１つの口座で出来るし、手数料が安い。

良い口コミ

30代男性

IPOも取扱が多いし、手数料が安い。最初に開設するにはちょうどいいところです。

悪い口コミ

30代男性

色々あるが故に画面の情報量が多く見辛い。メンテナンスも多いように感じる。

楽天証券

投資で楽天ポイントが貯まる、使える

楽天証券は、手数料の安さ(2023/10/02からゼロコース選択で無料)、取扱商品の数、使いやすい取引ツールそして株取引額に応じてもらえる楽天ポイントなどが人気の証券会社です。さらに貯まった楽天ポイントはポイント投資、新NISAに使えます。当然普段の買い物にも使えるので大変便利です。

新NISAを楽天カードでクレカ投資するとかなりお得

楽天カードでクレカ積立すると0.5～1%のポイント還元。いわゆる楽天経済圏で生活している方は楽天証券がおすすめ。

高機能で使いやすい国内株/米国株対応のスマホアプリ「iSpeed」

簡単に注文出来たりテクニカルチャートが豊富だったりと投資初心者から上級者まで扱いやすいスマホアプリです。また、このアプリ1つで国内株/米国株どちらにも対応。もちろん情報収集にも使えます。

楽天証券の口コミ

良い口コミ

40代女性

楽天ポイントが貯まるし使える。楽天銀行があれば入金も簡単です。楽天経済圏に生きてるので投資はここ一択でした。

良い口コミ

30代男性

画面のカスタマイズが豊富で動作も軽く使いやすい。メールマガジンなんかも来るので投資の勉強も出来て嬉しい。

悪い口コミ

30代女性

チャートの操作はやりにくく感じました。それとIPOの取扱いは少なく全然取れませんでした。

マネックス証券

米株NISAやるならマネックス

NISA口座がかなりお得。NISA口座なら国内株だけでなく米国株・中国株も買付手数料が実質無料。

驚異の米国株取扱い数

海外証券会社の買収の結果米国株の取扱銘柄数は5,000超と多め。米国株メインでやりたい人におすすめ。

公正なIPO抽選ルール

過去の取引実績に関わらずどなたでも公平に当選できる仕組みです。IPO実績も多くIPO狙いなら欠かせないマネックス証券。

マネックス証券の口コミ

良い口コミ

40代女性

NISA口座での米国株ならここが一番です。銘柄スカウターがとても使いやすいです。マネックスカードでのクレカ積立はポイント付与率も高くて嬉しい。

悪い口コミ

40代男性

手数料が高め。米株に力入れてるのはわかるけど米株アプリは使いにくい。

まとめ

新NISAについてまとめました。従来のNISAに比べ大幅な変更点が多いです。非課税期間や非課税限度額、年間投資枠全てに変化があります。株式投資をするのであれば活用するべき制度となるので新NISAに関してしっかりと理解し使っていきましょう。

新NISAについて理解し株式投資に興味が湧いた方はまずは証券口座を作るところから始めましょう。どこの証券会社で作れば良いかわからない方で上記３社以外も知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。